呼応・コンコード
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英語にも「呼応(concords)」という文法があります。またの名を「一致(agreement)」とも言います。例えば、「述語動詞は主語の人称と数に呼応する」、主語が複数の場合は、動詞も複数形、主語が単数の場合は動詞も単数形と言うかたちで主語につられて動詞が変化する、この現象を呼応と言います。 | 英語にも「呼応(concords)」という文法があります。またの名を「一致(agreement)」とも言います。例えば、「述語動詞は主語の人称と数に呼応する」、主語が複数の場合は、動詞も複数形、主語が単数の場合は動詞も単数形と言うかたちで主語につられて動詞が変化する、この現象を呼応と言います。 | ||
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- | 上記の文章は単数複数はあるものの、主語に代名詞(I, | + | 上記の文章は単数複数はあるものの、主語に代名詞(I, |
- *Ntswa* **e** ja dijo (ンチャ エ ディジョ) = The dog eat food | - *Ntswa* **e** ja dijo (ンチャ エ ディジョ) = The dog eat food | ||
- | おやおや、「Ntswa(犬)」と「ja(食べる)」の間に奇妙な「e(エ)」が入ってます。この「e」が呼応(コンコード)によって生まれる文字です。この[[名詞と動詞# | + | おやおや、「Ntswa(犬)」と「ja(食べる)」の間に奇妙な「e(エ)」が入ってます。この「e」が呼応(コンコード)によって生まれる文字です。この[[名詞と動詞: |
- *Dikgomo* **di** ja bojang(ディコーモ ディ ジャ ボジャン) = The cows eat grass. | - *Dikgomo* **di** ja bojang(ディコーモ ディ ジャ ボジャン) = The cows eat grass. | ||
- | *Dikgomo*の場合は「di」になっていますね。このように名詞によって入るSubject Markerは決まっています。この決まり方は[[名詞クラス]]という名詞のカテゴリによって決まるのです。 | + | *Dikgomo*の場合は「di」になっていますね。このように名詞によって入るSubject Markerは決まっています。この決まり方は[[名詞と動詞: |
呼応・コンコード.1505006565.txt.gz · 最終更新: by admin