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連結詞

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連結詞(Copula)

連結詞(連詞)は、2つの言葉をつなげて主述を形成するための単語で、英語ではいわゆる「be動詞」です。ツワナ語を学習しているとツワナ語の「be動詞」ってなんやろかみたいに思うことが多いです。「呼応・コンコード」(Subject Maker)がそれに当たるのかなと考えるのですがそうではないです。

  • Mpho o ile ko Japane. = Mpho went to Japan

この文のコンコードは「o」ですが、be動詞の役割ではないですね。動詞「ile」(yaの過去形)がすでにあるのでbe動詞は不要です。

  • E monatle = This is tasty.

この文の「E」はコンコードではなく、「これ」という指示代名詞です。直後に「monatle」という形容詞が来ています。be動詞は無いですね。

このBe動詞がない違和感は英語に長けている人ほど違和感を感じるのではないでしょうか。ツワナ語にはbe動詞に当たるものは無いと考えて良いようですがツワナ語でもbe動詞のような連結詞に近い役割をする単語があります。それは「nna/ntse」です。ただし、いつもnna/ntseがbe動詞のように使えるというわけでもなく、むしろ時々しか使えないようです。

呼応・コンコード + nna/ntse 名詞/形容詞

  • Ke nna Tshepo = I am Tshepo 私はツェポです。
  • Pula ya na = The rain is here/It is raining / 雨が降る。

人ではない、「物」に対しては「nna」の最初のnが取り除かれて「na」になります。そして「nna」は過去形の「ntse」となることがありますが、現在のことを表すことでもntseを使うことがあります。

  • Ba ntse sentle = They are well
  • Ke ntse fela = I’m just chillin’
  • Seemo sa bosa go ntse Jang? = How is weather?

トピック


連結詞.1625215423.txt.gz · 最終更新: 2021/07/02 08:43 by admin

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