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目的語 [2018/07/25 12:09] – 作成 admin目的語 [2018/07/26 14:28] (現在) admin
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 #目的語 #目的語
 +文には2つの目的語を持つものがありますね。間接目的語と直接目的語です。
  
 +- I give you money. 私はあなたにお金を上げる。
  
 +動詞の後に続く名詞は「目的語」です。この文の場合は動詞「give」に対して目的語の名詞は「you」「money」です。giveするものは「you」ではなくて「money」です。このmoneyの部分を直接目的語といい、youに当たるものを間接目的語といいます。
 +
 +ツワナ語の場合は次のようになります。
 +
 +<WRAP center round box 90%>
 +主語 + 呼応・コンコード + 動詞 + 間接目的語  + 直接目的語  
 +主語 + 呼応・コンコード + 間接目的語(代名詞を使う) + 動詞 + 直接目的語
 +</WRAP>
 +
 +なんと、間接目的語は動詞の前にも後ろにも置けます。ただし、前に来るときは代名詞を使う決まりです。
 +
 +- Ke **go** fa madi  =私はあなたにお金をあげる。
 +- ke fa **Thabo** madi=私はThaboにお金をあげる。
 +
 +いくつかの動詞は、目的語に人を取る場合は、語尾に「-ela」に活用します。
 +<WRAP center round box 90%>
 +主語 + 呼応・コンコード + 動詞-ela + 人物
 +</WRAP>
 +
 +- Ke kwalela Mpho. =私はンポ宛に書いてる。
 +- Ke Kwalela Mpho lekwalo=私はンポあてに手紙を書いてる。  
 +  *kwalelaの動詞の原形は「kwala」
 +
 +- Ke kwala lekwalo = 私は手紙を書いている。
 +
 +もし、Mphoを代名詞*彼*を使う場合は以下のように動詞の前に来て「-lel*a*」の「*a*」が「*e*」に活用します。1
 +
 +- Ke a mo kwalel*e* = 私は彼に書いている。
 +
 +
 +いくつかの文では、文を完成させるためにコネクタが必要になる場合があります。
 +<WRAP center round box 90%>
 +動詞 + 動詞-ela + 間接目的語 + (ko) go + 間接目的語
 +</WRAP>
 +
 +- Ke ragela bolo (ko) go Thabo = 私はターボにボールを蹴った。
 +
 +(ko) goは英語で言うところの「to」にあたります。この文は英語では「I kick the ball to Thabo」です。
 +
 +
 +装飾語(副詞、形容詞)を使って文を装飾するには次のような法則が見られます。
 +<WRAP center round box 90%>
 +主語 + 呼応・コンコード + 動詞 + 装飾(方法・how) + 場所 (where) + 時間 (when)
 +</WRAP>
 +
 +- Bana ba jele ka bonako ko tropong gompieno = 子供たちは今日、町ですばやく食べた。
 +  - Bana = 子どもたち
 +  - ba = 呼応・コンコード
 +  - jele = ja(食べる)の過去形
 +  - bonako = すばやく、早く
 +  - tropong = 町
 +  - gompieno = 今日


目的語.1532520568.txt.gz · 最終更新: 2018/07/25 12:09 by admin

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