ツワナ語の未来型は簡単ですが、未来型の否定文はちょっとややこしいです。実はわたしは赴任中、未来系の否定を教わっていないと思います。
また、日常では未来のことをそんなに否定した言い方もしていなかったように思います。ちょっとお茶を濁した感じで「んー。行くよ」というとそれは「行くのが難しい」という表現になるようです。断らないボツワナ文化、無理なら無理とはっきり言ってほしいと感じる私でした。
シンプルな未来系はとても簡単です!動詞の前に「tla」を置くだけです。英語の「will」に相当します。また、「tla」は「来る」という動詞でもあるということからこれからやってくる未来のことを表すんですね!
名詞 + SM + tla + 動詞の原形 + 目的語
未来系の場合、動詞に目的語を取らない場合でも「a」は不要です。
未来型の非定型は複数の方法があります。どの方法が使われているかは住んでいる地域や部族によってまちまちです。
主語 + SM + ka se + 動詞(-e)
例文:
その他、文法上の決まりごとは以下のとおりです。
もう一つの形式は、これは主にNothern Cape地方で使われる形で、非定型で使われる「Ga」を使う文です。
Ga + SM + kitla + SM + 動詞の原形
未来型を表す助動詞tlaですが、ボツワナ人の中にはtlaaと記載する人もいます。テキストによってはtlaaと記載されているものもありますのでtlaaが今は正解かもしれません。tlaは本来「行く、来る」という動詞なので区別をするため?かもしれませんね。