文には2つの目的語を持つものがありますね。間接目的語と直接目的語です。
動詞の後に続く名詞は「目的語」です。この文の場合は動詞「give」に対して目的語の名詞は「you」「money」です。giveするものは「you」ではなくて「money」です。このmoneyの部分を直接目的語といい、youに当たるものを間接目的語といいます。
ツワナ語の場合は次のようになります。
主語 + 呼応・コンコード + 動詞 + 間接目的語 + 直接目的語
主語 + 呼応・コンコード + 間接目的語(代名詞を使う) + 動詞 + 直接目的語
なんと、間接目的語は動詞の前にも後ろにも置けます。ただし、前に来るときは代名詞を使う決まりです。
いくつかの動詞は、目的語に人を取る場合は、語尾に「-ela」に活用します。
主語 + 呼応・コンコード + 動詞-ela + 人物
もし、Mphoを代名詞彼を使う場合は以下のように動詞の前に来て「-lela」の「a」が「e」に活用します。1
いくつかの文では、文を完成させるためにコネクタが必要になる場合があります。
動詞 + 動詞-ela + 間接目的語 + (ko) go + 間接目的語
(ko) goは英語で言うところの「to」にあたります。この文は英語では「I kick the ball to Thabo」です。
装飾語(副詞、形容詞)を使って文を装飾するには次のような法則が見られます。
主語 + 呼応・コンコード + 動詞 + 装飾(方法・how) + 場所 (where) + 時間 (when)