2つ動詞を持つ場合は次のような構文です。
主語 + 呼応・コンコード + 動詞 (1) + go + 動詞 (2)
二つ目の動詞はどちらも目的語をとっていませんが「ke batla go a tsamaya」のように「a」をつける必要がないのが注意です! ただ、発音してわかりますが「ケバタホアツァマヤ」というのは言いづらいです「ケバタホツァマヤ」のほうが言いやすいですね。理にかなっています。
このgoは、1つの文章に2つ出てくることがあります。
1つ目のgoは不定詞、2つ目のgoは人称代名詞のyouです。
未来形(tla)を使う場合は「tla」が動詞ですがこの後に不定詞goは必要ありません。tlaは本来、〜へ行く、〜へ来るという単語でそのイメージからこれから先のことをイメージできるので未来を表すようになったと考えられます。英語のwillももとは「〜を欲する、望む」という動詞から変形して、助動詞になっていますので英語と同じですね。まぁ、単純にwillだと思っていたら良いかと思います。
主語 + 呼応・コンコード + tla + 動詞 (1) + go + 動詞 (2)
よく聞かれる「Ke tla go bona (またね/I wil see you)のgoは実際にはyouの意味です。
1つの文で2つのことを説明したい場合は、接続詞(and、〜と、そして)を使いますが、ツワナ語の場合「le」(and)は、名詞あるいは不定詞付き動詞(go 動詞)だけを接続できます。
主語 + 呼応・コンコード + 動詞(1) + 不定詞(go) 動詞 (1)または名詞 + le + 不定詞(go) 動詞 (2)または名詞
最初の2つは、名詞動詞をleがつなげています。最後は、不定詞動詞go jaとgo nwaを連結しています。
他の接続詞、mme(but, however,しかし)、gape(again,also,〜もまた)、fela(but,~だが)は、つぎのような構文で使用されます。
主語 + 呼応・コンコード + 動詞 (1) + 接続詞 + 呼応・コンコード + 動詞 (2)