名詞と動詞:動詞
動詞
ちなみに日本語は現在形は「う行」なので母音「u」、過去形は「タ」(例:来る - 来た)というようにルールがありますがツワナ語にもルールがあります。ツワナ語の動詞は現在形では「a」で終わります。過去形になると「e」で終わります。
- apaya(アパヤ) 料理する - apaile(アパイレ) 料理した
- tsamaya(ツァマヤ) 行く - tsamaile(ツァマイーレ) 言った
また、ツワナ語の動詞は「語基」から成り立っており、接頭語(Prefix)や接尾語(Suffix)を付けて基となる動詞の派生語を作成することができます。
- reka (レカ) = 買う
- Ke reka airtime(ケレカエアタイム) = 私はエアタイムを買います。
「Airtime」(エアタイム)とは、携帯電話の利用料金携帯の一種であるプリペイドプランで事前にチャージした料金の名称です。「10プラのエアタイムを買う」「20プラ、エアタイムを転送する」というように使います。
prefix 「go(ホ)」をつけることで、不定詞になります。英語の「to 動詞」と同じですね。
- Go reka (ホレカ) = 買うこと
- ke batla go reka dijo (ケバタ ホレカ ディジョ) = 私は、ご飯を買いたい。(ご飯を買うことをしたい)
接尾語「isa」をつけると、オリジナルの単語の原因となる単語(反対語?)になります。
- Go rekisa(ホレキサ) = 売ること
- rekisa (レキサ) = 売る
- ke rekisa airtime (ケレキサ エアタイム)=私はエアタイムを売ります。
接尾語「ela」をつけると英語の「for」と同等の「〜のために〜をする」という意味になります。
- Go rekela = 〜のために(何かを)買うこと
- rekela = 〜のために(何かを)買う。
- Ke rekela mme airtime.(ケ レケラ ンメ エアタイム)=私は母のためにエアタイムを買います。
これ以外にも様々な形態がありますが、動詞は語幹に接頭辞、接尾語が変化して意味も語幹に関連した単語になるということを理解しておけば、知らない単語が出てきた時の推測に利用しましょう!
名詞と動詞/動詞.txt · 最終更新: 2018/03/11 03:56 by admin